キャリアコンサルタント制度とジョブカード

キャリアコンサルタント制度とジョブカード

政府は「キャリアドック制度」に力を入れ始めたようです。 聴かれることもあるかもしれません。

 

厚労省のサイト「セルフ・キャリアドック導入支援サイト」もあります。

 

このサイトで

 

「セルフ・キャリアドックとは、企業がその人材育成ビジョン・ 方針に基づき、キャリアコンサルティング面談と多様なキャリ ア研修などを組み合わせて、体系的・定期的に従業員の 支援を実施することを通して、従業員の主体的なキャリア 形成を促進・支援する総合的な取組みです。従業員の仕事に対するモチベ−ションアップや定着率の向上などにより、企業の生産性向上に寄与することが期待されます。」

 

働き方改革の一環として、企業にキャリアコンサルタントの機能を持ってもらおうとしているようです。
                    (導入したら助成金ももらえます。)

 

キャリアコンサルタントとは何でしょう?

 

1、キャリアコンサルティングとは

  キャリアコンサルティングとは、キャリアコンサルタントによる対面のキャリアに関する相談のことです。失業者への職業の選択サポート等から始まりました。ハローワークの職業相談のようなイメージです。「自分は何が好きで、何に興味をもっているか。従事する仕事を正しく理解しているのか。」等を相談しながら、助言及び指導を行い、個人と企業のニーズを擦り合わせることも行います。例えば、雇用のミスマッチが少なくなる期待ができます。

 

2、(ジョブカード制度)キャリアコンサルタントがジョブカードを発行支援します。

 ジョブカードとは、クレジットカードのようなイメージのカードではなくて、A4が4~5枚程度の書類です。
内容は「履歴書」+「職務経歴書」に加えて「本人のキャリアに対する意見・希望」を記入する用紙があります。ネットにたくさん情報があります。
 このジョブカードを本人が記入し準備して、キャリアコンサルタントがキャリアコンサルティングを行います。キャリアコンサルタントは面談後、ジョブカードに、キャリアコンサルティングを行った記録を残しコメントも記入します。これで「ジョブカードの発行」となります。